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セフィロスを倒し終わったある日、クラウドは忘らるる都に来ていた。エアリスの事をふと思い
出し、気がついたらここに着いていた。クラウドはエアリスを水葬した場所に佇んでいる。
クラウド「・・・俺は、あの時守れなかった・・・エアリスの命を・・・。許してくれるか・・・?エアリ
ス・・・」
エアリス「さて、どうしようかな?」
クラウド「エアリス!死んだはずじゃ!」
エアリス「クラウド、生きかえりって信じる?」
クラウド「生きかえり・・・」
エアリス「そ、生きかえり。」
クラウド「まさか・・・エアリス・・・生きかえったのか!?」
エアリス「そうゆう事・・・かな。」
クラウド「・・・どうやって・・・」
エアリス「それはね、ライフストリームから抜け出して来たの。クラウドに、伝えたい事があった
から・・・」
クラウド「伝えたい事?」
エアリス「ねえ、言っても良い?」
クラウド「ああ・・・」
エアリス「クラウド、貴方なんでパンツ一丁なのーーー!!!?(////)」
クラウド「うわっ!なんで俺はこんな格好でいるんだ?!ん・・・?そういえば・・・」
クラウドはある事を思い出した。天気が悪く服が乾かずパンツ一丁で眠かった故昼寝し
た事を。起きた直後エアリスの事をふと思い出しそのまま寝ぼけて忘らるる都に来てしまった。 そんな事実だった。
クラウド「エアリス!誤解だ!これは・・・」
エアリス「嫌ーーー!!!」
クラウド「違うんだ!」
クラウドは飛び起きた。どうやら夢だったらしい。
クラウド「夢か・・・それにまだ夜中・・・」
エアリス「起きるの早いね。クラウド。」
クラウド「な゛っ・・・エアリス・・・」
エアリス「どうしたの?」
クラウド「べ、別に・・・それよりエアリス、死んだはずなのに何故ここに?」
エアリス「知りたい?実は、ライフストリームから抜け出したから。」
クラウド「(心の声:正夢?!)ライフストリームから抜け出せるのか?」
エアリス「うん。わたしの場合は・・・ね。古代種だからかな・・・よくわからないけど・・・」
クラウド「なんでもありだな古代種って。」
エアリス「なんか言った?」
クラウド「何も・・・それより、また会えてよかった・・・」
エアリス「わたしも。」
クラウド「エアリス・・・許してくれ!あの時、俺はエアリスを守れなかった・・・!目の前にいたの
に、救ってやれなかった・・・・・・」
エアリス「クラウド・・・・・・」
クラウド「・・・・・・」
エアリス「気にしないで・・・クラウドは悪くない・・・」
クラウド「エアリス・・・でも・・・」
エアリス「悪いのはこいつよ。」
そう言うとエアリスはどこからかボロボロになったセフィロスを出し、クラウドに見せる。セフィロ
スのサラサラな髪はグシャグシャになり、傷だらけになっていた。
クラウド「これって・・・」
エアリス「セフィロスよ。」
セフィロス「たかが小娘にこんな目に遭うとはな・・・クックック・・・」
クラウド「・・・・・・」
エアリス「だから気にしなくていいのよ。クラウド・・・」
クラウド「(心の声:こんなに強いならエアリスは殺されなくてすんだんじゃないか?)エアリス・・・
質問していいか?」
エアリス「何?」
クラウド「一つ目、俺に会いに来た理由・・・」
エアリス「ああ、それね。生まれ変わる前に言いたい事があって・・・」
クラウド「言いたい事って?(心の声:夢の内容みたいにパンツ一丁じゃないからその事ではな
いと思うけどな・・・)」
エアリス「結局、わたしとティファ、どっちが好きなの?」
クラウド「そっそれは・・・(心の声:なかなか選べないし、ティファなんて言ったら殺される
な・・・)」
エアリス「両方だなんて言わないでね。ねじり切っちゃうわよ。」
クラウド「それだけは勘弁してくれ!」
エアリス「なら教えて♪」
クラウド「(心の声:これは仕方ないな・・・)エアリスだ!好きなのはエアリス!」
エアリス「もう!クラウドったら正直なんだから!」
クラウド「・・・」
エアリス「どうかしたの?」
クラウド「いや、そんな事は・・・(汗)質問2つ目、どうやってセフィロスをこんなにした?(汗)」
エアリス「死んだらわたしの方が強かったみたい・・・わたしは斬られてももう死んでるから死な
ないし、古代種の力で色々と・・・ね。」
クラウド「やっぱり古代種が出てくるんだな・・・例えばどんな風に?」
エアリス「わかりやすく言うと、切り落として、ねじり切って、す
り潰した事になるかな☆まだあるけど・・・他にはナイツ・オブ・ラウ ンドとかアルテマとかホーリーとかマテリア無し で連続でやって」
クラウド「もういい!わかった!(汗)で、その理由でセフィロスはこんなになった
んだな・・・?」
エアリス「そんなところ・・・かな。あの時の復讐としてね(笑)」
セフィロス「そうゆう訳だ・・・クックックッ・・・」
クラウド「正直、よく笑ってられるよなセフィロス」
その頃、話で盛り上がっていた他の仲間達が話し声に気づいていた。
ユフィ「ねー、なんかクラウドが寝てる部屋、他に誰かいない?声が聞こえるんだけど・・・」
バレット「クラウドしかいないはずだが・・・」
ティファ「ちょっと見てくる」
ヴィンセント「これが私の罪・・・」
ユフィ「なんでヴィンセントの罪になんの。」
エアリス「クラウド、わたしもう戻らなくちゃ・・・」
クラウド「行くのか・・・」
セフィロス「私もそろそろ戻るぞ・・・クックックッ」
クラウド「・・・」
エアリス「さよなら・・・・・・・・・また来るね(消える)」
セフィロス「私より先に消えたな。」
クラウド「生まれ変わるんじゃなかったのか・・・?また来るのか・・・エアリス・・・俺は嬉しいんだ
か悲しいんだかわからない。」
ティファ「エアリス・・・?」
クラウド「ティファ・・・」
ティファ「今、エアリスがいたような・・・」
セフィロス「いたぞ。すぐライフストリームに帰ったが・・・」
ティファ「セフィロス!・・・やけにボロボロね。」
セフィロス「私もライフストリームから抜け出してきた。」
ティファ「なんですって・・・!(構え)」
セフィロス「安心しろ。戦いに来た訳では無い。」
ティファ「ならどうして・・・」
クラウド「実は・・・(理由を話す)・・・という事なんだ」
ティファ「それでセフィロスはボロボロになってる上ここにいたのね」
セフィロス「それはそうとある事を聞かせてやる。」
ティファ「何を・・・?」
クラウド「?」
セフィロス「カチャッ(何かを録音したテープをかける)」
〜テープの内容〜
エアリス「結局、わたしとティファ、どっちが好きなの?」
クラウド「そっそれは・・・」
エアリス「両方だなんて言わないでね。ねじり切っちゃうわよ。」
クラウド「それだけは勘弁してくれ!」
エアリス「なら教えて♪」
クラウド「エアリスだ!好きなのはエアリス!」
エアリス「もう!クラウドったら正直なんだから!」
効果音「カチャッ(再生終了)」
クラウド&ティファ「・・・・・・・・・・・・」
セフィロス「クックック・・・」
クラウド「いつのまに・・・ってそんな場合じゃない。なんでばらすんだセフィロス!」
セフィロス「クラウドは、選べないだろう?」
クラウド「えっ・・・」
セフィロス「どっちかなんて、無理じゃないのか?本当は両方好きなのだろう・・・?」
クラウド「・・・」
セフィロス「さっきは脅されてたから勢いで答えた、その通りだと思うが・・・」
クラウド「ああ・・・」
セフィロス「だから、心配なんてする必要はないと思うぞ。」
クラウド「・・・(心の声:ならどうしてテープをかける必要が・・・)」
ティファ「エアリスが好きですって・・・?」
クラウド「聞いてなかったのか?あれは・・・」
ティファ「ファイナルヘヴン!!!!!」
クラウド「ぐわっ!!」
セフィロス「壁に穴が開いたな・・・クックックッまあ、こうするしかなかったんだがな・・・クックック
ッ」
クラウド「こ、こうするしかなかった・・・?」
セフィロス「最初からこうするつもりだった。5年前、魔洸炉から落とされ
た仕返しとして」
クラウド「なんて幼稚な・・・」
セフィロス「そういえばクラウドはザックスとおホモ達だったり、私の使
い終わったハシをこっそり集めたり、古代種の娘や忍者娘 に夜這いをかけたりしていたぞ。」
クラウド「嘘をつくなセフィロスっ!(汗)」
ティファ「ほんとなのクラウド・・・」
セフィロス「ほんとだ。」
ティファ「ほんとなのねクラウド・・・!!!!!(ファイナルヘヴン炸裂)」
クラウド「おいセフィロス!(焦)・・・落ちつけティf・・・ッ!!!」
セフィロス「ティファと言いかけた所で殴られたな。」
ティファ「許さない・・・!」
クラウド「嘘なのにーーー!!」
こうして一晩中クラウドは殴られ続け、ティファのリミット技は衰える事無くリミットブレイクが続
いたのだった・・・ティファに殴られたり蹴られたり投げられたりされ、ずっとクラウドの断末魔の 叫びや壁が壊れる音、セフィロスの薄笑いの声が深い夜の闇に響いていた・・・
ユフィ「!?今度は凄い音が出てる・・・!不気味な笑い声や叫び声も凄いよこれ!」
ヴィンセント「これも私の罪・・・ルクレツィア・・・」
ユフィ「「またヴィンセントの罪になるのか・・・そもそもルクレツィアって人が出てくる原理がわか
らないよ・・・」
ヴィンセント「ルクレツィアー!」
ユフィ「・・・・・・」
バレット「ユフィ、ヴィンセントは疲れてるんだと思うぜ・・・そっとしておけ・・・」
ヴィンセント「ルクレツィアー!!」
ユフィ「・・・・・・そっとしておくもなにも、もう構いたくないよ」
ヴィンセント「ルクレツィアー!!!」
ユフィ「・・・・・・・・・」
翌日、クラウドは顔の原型をとどめておらず、寝てるのか気を失ってるのか死んでるのかすら
わからない状態でティファ以外の仲間に発見された。レイズをかけてなんとか生き延びる。セフ ィロスは摘み出され、ティファは疲れた様子も無く元気に起きてきたのだった・・・エアリスは結 局、その後会いには来なかったがもしかしたらずっと側にいるのかもしれない・・・そしてクラウ ドはその夜、夢を見る。もしかしたら夢ではなく・・・・・・
クラウド「ここは・・・」
エアリス「フフフ・・・」
セフィロス「クックックッ・・・」
クラウド「・・・!!」
エアリス「もっと楽しみましょ♪クラウド!」
セフィロス「なんならこっちに来るか・・・?もう向こうには戻れないが
な・・・」
クラウド「こんな事、もう嫌だーーーーーーーーー
ー!!!!!!」 ![]() |